ワーキングホリデーと留学の違いって?【ワーホリ】

ワーホリ(ウィーン)

前回はワーキングホリデー制度についてざっくりと解説しました。

今回は「ワーキングホリデー」で海外に行く場合と「留学」で海外に行く場合の違いを解説します。

ワーキングホリデー

目的:互いの国の理解を深めること
ビザ:ワーキングホリデービザ
年齢制限:18歳から30歳まで(30歳のうちにビザ申請し、渡航時に31歳でもOK)
就学:国によっては期間が決まっている
就労:働くことができる(国によって時間の制限等あり)
回数制限:1つの国に一度しか利用することができない
国:ワーホリの協定国のみ

ワーキングホリデーは互いの国の理解を深めることを目的としており、ワーホリの協定国に行って、就学、就労、観光ができます。

なので、私の周りでも最初の数か月語学学校に通い、その後現地で仕事をしたり、旅行して過ごす人が多いです。

ただ、前回の記事でもお話ししたように年齢制限があるので、31歳以上の方は申請することができません。また、一度ワーキングホリデー制度を利用して行った国にもう一度ワーキングホリデーで行くことはできません。ワーキングホリデービザは一つの国に対して一度だけしか利用することができません。
あと気をつけなければいけないのが、ワーホリの協定国のみにしか行くことができないことです。例えばアメリカはワーホリの協定国ではないので、アメリカに行きたい方はワーキングホリデービザを利用することができません。

留学

目的:学習
ビザ:観光ビザ、学生ビザ
年齢制限:なし
就学:期間の制限なし
就労:基本的にはできない
回数制限:なし
国:制限なし

留学とは一般的に海外の学校(語学学校、専門学校、大学)に通うことをいいます。
なので、留学の目的は「学習すること」になります。就学の期間に制限はありません。

目的が学習なので、基本的に就労することはできません。
就労したい方は基本的にはワーキングホリデーで海外に行くのがいいと思います。
(変更があると思うのでこちらには載せておりませんが、もしワーキングホリデーではなくて留学で海外に渡航したくて、就労もしたい場合は、行きたい国で働いてもいいか調べてみてください。就労不可の国がほとんどですが、就労の制限がされていて少し働くことができるところもあります)

私の友達は渡航先をアメリカかカナダで悩んでいます。アメリカに興味があって行ってみたいけど、ワーキングホリデーで行けないのでお金を稼ぐことができないのが悩みどころのようです。カナダに行く場合はワーキングホリデーで行って働きながら海外で生活できます。ただ国としてはアメリカのほうが興味があるようで…。なかなか難しい問題ですね…。

最後に

今回は「留学」と「ワーキングホリデー」の違いについて解説しました。

海外に長期間滞在したいときは条件や目的、行き先によって「留学」で行くか、「ワーキングホリデー」で行くかを決めるといいと思います。
「留学もワーホリも両方ともいいな」と思っている方はビザの種類を勉強してから決めるのもいいと思います。

ビザには観光ビザ、ワーキングホリデービザ、学生ビザなどがあり、組み合わせて海外に長く滞在することもできます。

次回の記事で詳しくビザの種類について解説しています。

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